憧れる働き方と現実世界

独立前に理想と現実のギャップを埋めよう

フリーランスの直面する厳しい現実とは

フリーランスの仕事は自分の好きなように自分の好きな仕事を出来るため、多くの人が憧れる働き方である。しかしながら現実はそう甘いものではなく、実際にフリーランスで仕事をしていくと直面する厳しい現実も多く存在している。

まず一つ目の厳しい現実として挙げられるのが、いくら優秀でも営業しないと仕事が無い事である。会社に在籍しているだけで一定の仕事が与えられ、その報酬として給料を受け取る事のできる会社員と異なり、フリーランスは自分で仕事の依頼を引き受け成果を上げる必要がある。そのためいくら高いスキルがあっても、営業を行って仕事の依頼を受けなければ収入を得ることができないという現状がある。この現状がフリーランスの仕事を難しくしており、技術がいくら高くてもコミュニケーション能力に難のある人は食べていくのが難しいという問題を引き起こしている。

次に二つ目は仕事の引き受けすぎによるオーバーワークである。一つ目で述べたように、フリーランスの仕事は常に安定して仕事を貰えることが保証されてない。そのため、仕事を失う事の怖さから自分が処理できる仕事量以上の仕事を引き受けてしまったり、すでに業務を抱えているのにお得意先からの印象をよくするために追加で仕事を引き受けてしまい結局どれもこなすことができないという事が良く起こる。その結果、フリーランスとしての信頼を失っていき、仕事を依頼してもらえず失業するというケースも少なくない。
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